~馬糞を使って土のリサイクルが最高にイイ感じです!~
ガーデニングを楽しんでいると直面する土のリサイクルの課題!
我が家も住宅街のため、使用した土の処分にとても困っていました。
市販のリサイクル材を入れても、やはり効果はいまひとつ。。。
そこで、広報で市内に馬糞をわけていただける所があることを知り、さっそくいただきに行きました。
その馬糞を使って土をリサイクルして使用してみたところ、非常にイイ感じに仕上がりました。
その方法についてポイントをお伝えします(^▽^)/
★いただいてきた馬糞はまず袋の口を開けて、雨の当たらないところで3ヶ月保管する
というのが、実はいただいた馬糞がうれしくてうれしくて(笑)12月初旬だったものですぐにマルチングとして使用したら。。。
子供たち曰く「動物園のにおいがする!」
すみません。すぐにさらに上に腐葉土をかぶせました。
以前、乗馬を楽しんでいたこともあり、馬糞(ボロといいます)には免疫があったため、においに鈍感でした(^_^;)
でも、1ヶ月もたたずに直接袋に顔を近づけてもその動物園のにおいもなくなり、それを使って土のリサイクルの試行錯誤に挑戦できました。
基本的に馬糞は1割がフンで残り9割は植物性有機物なので、他のフン関係のたい肥より全然においは少ないと感じます。
触ってもほぼ藁っぽいです。
なので、保肥性や保水性がかなり高いので、リサイクルするのにうってつけだと思いました。
1つ注意は、馬糞のほとんどは植物性有機物で微生物による分解がなされるため、窒素飢餓がおこる可能性が否めないので、使用する時に元肥をちゃんと入れるようにしたほうがいいと思います。
また、もらいたて直後にするその動物園のにおいというのは、尿のにおいかと思います。(^_^;)
では、土のリサイクルの方法ですが、使用するものは。。。
- 使用済みの土
- 馬糞
- 木酢液
- 灰
★まず使用済みの土をフルイにかけます。
レジャーシートなどに広げて、丁寧に手で古い根や虫などを取り除くこともできますが、このようなフルイを使うとより時短になります。
これを繰り返し、2袋の土を全てフルイにかけ、だいたいの大まかなゴミを取り除きます。
★消毒を兼ねて、200倍に薄めた木酢液をかけます。
それを土全体にかけて、軽く手で混ぜました。
できれば状態を落ちつかせるために、ここでいったん終了して、この後の作業は10日後くらいにするほうが良いそうです。
★馬糞を混ぜ込みます。
ボロはなかなか自然には崩れないので、混ぜているときにコロコロ転がります(笑)
それをなるべくつぶしほぐしておきます。
鼻を近づけてもにおいがないくらい、くさくないので大丈夫です。
★次に灰を混ぜます。
我が家では、薪ストーブの灰が出るのでそれを利用しています。
これで、土のリサイクル終了です(^▽^)/
あとは保管する容器に入れます。
我が家では、この大きなプランターに入れています。
下の穴から土が漏れるので、プランターを二重にして使用しています。
土の漏れを防ぐために、鉢の底にネットを敷いてみましたが、土を混ぜたり、土を取り出すときに引っかかったりなど、とても使いづらかったのでやめて、二重にすることで解決しました。
ちなみに、この作業、道具を準備してから終了まで(木酢液散布後10日間あけることをなしでした場合)でかかる時間は30分ほどです。
木灰を混ぜ込んだので、この時点から最低2週間ほどは使用せずにおいておきます。
このようにリサイクルした土を利用して、ハーブ類や果樹を植えたり、本植前にとりあえず鉢増しするときなどに使っていますが、とても調子が良いように感じています(o^―^o)ニコ
馬糞はいただけるので大変うれしいですし、木灰も薪ストーブから出るものですし、購入したものといえば、木酢液だけです。
これで、土がよみがえり、また野菜やお花を楽しめるなんて本当にうれしいです。(((o(*゚▽゚*)o)))
これで我が家の今後の使用済み土問題は解決です。
馬糞をくださる会社に感謝感謝です!
~植え替えや足し土として使用するときのポイント~
とにかく、この馬糞deリサイクル土かなりイイ感じです。
この馬糞deリサイクル土でマルチングした【クレマチス アーマンディ】も今までで最高に花が付き伸びに伸びて甘い香りを楽しませてくれています。
バラなどの植物たちやハーブや野菜苗も生き生きと順調に育っています。
水はけも良く、植えたての鉢に勢いよくお水をかけても土が浮いてこぼれるようなこともありません。
使っていて気づいた点は、水はけが良いのですが、保水性が低い感じがします。
なので、使用する際には、保水性と保肥性が高い赤玉土を足すといいように思います。
あと、前の記事に記載しているように、窒素飢餓の可能性を考えて、元肥はしっかり入れるようにしています。
これから、春本番!ガーデニングの季節到来です(o^―^o)ニコ
馬糞deリサイクル土が大活躍です!
~3か月たって 馬糞deリサイクル土を使った感想と改善策~
結論はとっても良い感じに植物たちが反応しています(≧▽≦)
ただ、ボロはなかなか崩れないことも判明しました。
ボロも一緒になってる藁など、どれも有機物はそのまんま残っている感じで、水はけはいいのですが、暖かくなってきて判明したのは、保水性が本当に低いという事です。
なので、有機物の分解を促進するために、ぬかをリサイクル過程にプラスすることにしました。
★使用済み土をふるいにかけて、虫や古い根を取り除く
★200倍に希釈した木酢酢を全体にまんべんなくかけて混ぜ込む
★その上に土と同量の馬糞をのせる
★その上に木灰をうっすら撒く
★さらにぬかをしっかり撒く
★全部を混ぜ込む
使用するときの注意点は、ぬかによる有機物の分解過程で熱が出るため、その反応が落ち着くまで植物は植えられないという事です!
一応目安は2週間から2ヶ月だそうですが、外気温によるため一概に言えないので、リサイクルした土に手を入れて温かくなければいいかなと思います。
今回は初めて使用したので、自分で昨日新設した小さな細長い花壇に入れて様子を見ようと思っています。
雨がかからないようにリサイクル作業で下に敷いているレジャーシートをかぶせて、一応しばらく毎日かき混ぜようと思っています。
空気を入れて、良い発酵を促さないと、カビや腐敗が進むためにどうしてもこの作業が必須になってしまいます。
なので、この小さなエリアで様子を見て、やはりこの【プラスぬか】でうまくいきそうなら、回転式のコンポストの導入を考えています(^▽^)/
それなら、それに馬糞deリサイクル土の材料を全部入れて、庭に出たときにグルンとひと回しすれば済むので、かなりいろいろ手間が省けると思います。
とりあえずは、この小さな花壇の土が仕上がるのを待ってみます(o^―^o)ニコ
~馬糞deリサイクル土 回転式コンポストを使う方法に落ち着きました!~
前回、細長い新設した花壇で【プラスぬか】を試した結果。。。
発酵しませんでしたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
おそらく、ボロとぬかだけなら、発酵状態になるのかもしれませんが、そこに土が大量に入ると発酵するほどの温度が保てないようです。
そのため、ボロもそのままで、保水性の改善も見られず。
しかも、手間と時間がかかり、現実的ではないことも判明。
でも【馬糞deリサイクル土】は、植物的にはとても良い結果がでていることだけはわかっているので、後は、いかに有機物の分解を促進させるか、リサイクル作業の手間を省くか、の2点です。
いろいろ試した結果、現在はこの方法に落ち着いています!
- 馬糞、もみ殻、燻炭、バーク堆肥、米ぬか、木灰を回転式コンポストに入れて混ぜ込む
- 使用済み土が出る度に、古い根や虫などを除き、大きいプランターにいれ、満タンになったら木酢酢をかける
そして、土が必要になった時に、必要な分だけ、これらを合わせるようにしました。
土以外のものだけを回転式コンポストに入れ、外に出たときにグルっとひと回しするだけで、とてもイイ感じに発酵していきます。
ほんわかと温かく、匂いも柔らかい良い土の香りがします。
もちろん、コバエなどの虫もわかずに良い感じです(^▽^)/
作業の時に、出る使用済み土は、その都度簡単に整理して、古い根や虫を除きプランターへ入れることに。
満タンになったら、200倍に希釈した木酢液を10L回しかけるだけ。
注意点は回転式コンポストに水が入るといきなり発酵が止まってしまったので、雨などの水が入らないように管理したほうが良さそうです。
この回転式コンポストを使用することで、有機物の分解と作業効率をあげるという課題をクリアできました。
これでようやく、【馬糞deリサイクル土】も完成!。。。のつもりです(o^―^o)ニコ
《材料について。。。》
もみ殻と燻炭は、【普賢寺ふれあいの駅】 京都府京田辺市普賢寺小田垣内62-1 ☎ 0774-62-4250 で購入。
バーク堆肥は、【ガーデンセンター華遊】 大阪府池田市中川原町91-1 ☎ 072-751-3155 で市内の伐採した木を使って作られている「地球の友」です。
あとは、いただきものや自宅のストーブで出る灰です。
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