~近畿地方 グレビレア ロブスタの地植えOKでした~
- 購入日:?? ガーデンセンター華遊
- 学名:Grevillea robusta
- ヤマモガシ科 シノブノキ属 (植物分類表 28c3.2_3)
- 原産地:オーストラリア (クィーンズランド州・サウスウェールズ州)
- 特徴:半耐寒性常緑低木 樹高200-300cm プロテオイド根 アレロパシー作用
- 耐寒性:マイナス4-6℃
- 花期:5-10月
- 肥料:リン酸の少ないものを少なめに
- 病害虫:とりたてて経験なし
- 植替え:培養土4・鹿沼土小粒1に腐植チャージを足して地植えしました
- 殖やし方:挿し芽が一般的 新枝10cmを1時間水に浸け赤玉土に挿す
《全体的な感想》
グレビレアが数少なく出回り、次いで値段が上がり、少ししてからこの【グレビレア ロブスタ】がいきなりたくさん出回るようになった頃に購入した4寸鉢サイズの子でした。
しばらく、鉢管理のまま過ごしてもらっていました。
我が家には【グレビレア ブロンズランバー】【グレビレア ピーチアンドクリーム】【グレビレア(この名称で初めて購入した子)】などがいてる中、ブロンズランバーは地植えで元気に育ち、ピーチアンドクリームは冬になると玄関に取り込み日中は外に出すを繰り返さないと難しいタイプで。
見た目がピーチアンドクリームの葉に似ているため、地植えにかなりの不安がありましたが、価格とお世話の大変さを考え地植えを敢行しました(^_^;)
日光が好きなコトも考えると、地植えにできるエリアがかなり狭い所しかなかったのですが、順調に育ち、あっという間に本当にあっという間に樹高2mを越えました。
ただ、私の管理能力を加味して2mで剪定で止めました。
そして2回目の冬を迎え、葉が少し色が薄くなる程度でほぼ落葉もせず、元気に育っています。
幹の途中にある茶色い筋は支柱に止めていた麻ひもが食い込んだあとです。
右手のこの細い支柱が必須なくらいに細い幹でした。
オージープランツ特有のプロテオイド根(クラスター根)は知ってここに植えましたが、アレロパシー作用については知らずに植えました。
それでも株元に【ニューサイラン フォルミウム ピンクストライプ】や【ツリージャーマンダー】など一緒に植えましたが元気に育っています。
このロブスタがどの植物とアレロパシー作用を起こすのかがわからないのですが、今のところ大丈夫の様です。
冬の寒さについては、寒くなる前に株元をバーク堆肥でマルチングしました。
我が家に来てから未だに花を見ていませんが、ここまで株も充実したので、今年こそ見れるかと期待しています(o^―^o)ニコ
★プロテオイド根 (クラスター根)
リン酸を吸収することに特化した根をもつ
★アレロパシー作用
阻害作用・促進作用をもつ
~葉がきれいでなくなる要因について~
ネット上で【グレビレア ロブスタ】の葉がきれいでないとの書き込みが多いように感じ、その要因を探ってみました。
・気温低下による葉の傷み→2回の冬を経験しました。1回目は私も初めての氷点下。にもかかわらず、元気に育っていました。
・周りの植物による影響→タイプの違うものを数種類植えてみました。【ハーデンベルギア】【アメリカフジ】【コルジリネ エレクトリックフラッシュ】【クロッカス プリンスクラウス】【アイリス ポーリン】【アジュガ バーガンディグロウ】【ネペタ ジュニアウォーカー】【ツリージャーマンダー】全く影響はなかったように思います。
そこで考えられるのが肥料です。
不安はありましたが、3月初旬に他の庭の植物にあげている有機肥料を近くに穴を掘って埋めてみました。
剪定して、有機肥料を埋めて、3週間たった状態です。
葉が傷みました!
よく言われている状態に!
地植えした場所の土は当初とてもやせていました。
【グレビレア ロブスタ】はオージープランツなので、肥料は全く与えていませんでした。
今回初めて、有機肥料ではありますが近くに埋めてみた結果がこれです。
葉が傷む原因は、我が家では肥料という結果になりました。
よく言われている【グレビレア ロブスタ】の葉の状態は、庭に他の植物と一緒に植えていることが多いため、他の植物にあげている肥料成分がおそらく葉の傷みにつながっているのではないかと推測されます。
ちなみに、傷んだ葉は勝手にポロポロ風に揺られたタイミングで落ちてきますが、あまりきれいではないので、我が家では上から下に葉を撫でて、取れるものは先に取っています。
本当に優しくなでるだけで、ポロっと取れます。
中には、茶色いので取れると思いきや全く取れないものや、まだ茶色くなっていないのに取れていくものもあります。
葉を落とそうとする植物の意思を尊重して(笑)ポロっと取れるものだけを定期的に取るようにしています。
以上のことを踏まえると、やはり【グレビレア ロブスタ】は本当に肥料が苦手なタイプだと思います。
頑張って日本の環境で育ってくれているので、ついついかわいがりたくなりますが、ツンデレな【グレビレア ロブスタ】。
花を愛でさせてくれることを願って、そっと見守りたいと思います(o^―^o)ニコ
~グレビレア ロブスタ 真夏の様子~
肥料による葉落ちも無事乗り越え、青々と茂っている現在です。
あまりの連日の暑さと雨で、剪定不足でワサワサなうえに、隣に植えてある【ハーデンベルギア】と【アメジストフォール】が絡んでしまっています(^_^;)
幹は直径6cmほどに太りました(^▽^)/
切れ込みの深く大きい葉は、涼し気な木陰を作ってくれるので、下に寄せ鉢を2つ置いています。
後はとにかくお花が見たい!
我が家に来て、地植えにして、2年以上が過ぎおそらく11月から3月と言われている花期を2回経験しているのですが、オレンジのお花はまだ一輪も咲いていません(^_^;)
株が充実したら咲くのかなと期待していますが。。。
とりあえずは、この冬に期待です。
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