~やわらかい銀緑色のフワフワ糸状のエアプランツ~
- 購入日:2023/02/11 大阪総合園芸センター
- 学名:Tillandsia usneoides
- パイナップル科 ティランジア属 (植物分類表 28b9.1_9)
- 原産地:アメリカ東南部~アルゼンチン中部
- 特徴:トリコームのある銀葉種のエアプランツ 着生植物 垂れ下がる(現地では7-8m)
- 置き場所:春から秋は屋外で育てるとよいが室内で十分耐える 明るく風通しの良い場所
- 耐寒性:10℃以上だが温度差に弱い
- 水やり:シャワーは春から秋は週に2~3回 冬は週に1回 葉水は毎日でも良い
- 肥料:春と秋に10000倍に薄めた液肥 (この倍率は生産者さん情報)
- 病害虫:カイガラムシ、ハダニ 予防のため葉水をマメにあげる
- 殖やし方:株分け 実生(発芽方法は『エアプランツの簡単な発芽方法』に載せてあります)
《全体的な感想》
我が家にも普通の【ウスネオイデス】はいてるのですが、今回【大阪総合園芸センター】であまりに立派な子を見かけて思わず連れて帰ってきました。
ずっしりと重く元気な様子ですが、ワイヤーなどで縛るとストレスがかかり、そこから枯れてきてしまうので、早く救出しないと!
かなりボリュームがあるので、蒸れないように、この冬庭木の剪定ででた枝にかけることにしました。
とりあえず、虫の卵や菌を室内に持ち込まないために、枝を鍋で煮ようかと。。。
真ん中部分が、お湯に浸かりきらずにムリ。
なのでじっくりとあぶることにしました。
そこまで太くないので15分炙り、裏返して5分。これでかなり熱くなるので、殺虫・殺菌完了!
一晩おいて冷ました枝の二股に分かれているところに、なるべく広げてフワッとかけて、吊るしました。
では、育て方のポイントとしては、まずこの【ウスネオイデス】はパイナップル科のエアブロメリアに分類されます。
★ エアブロメリア
銀葉種 ➡ トリコームと呼ばれる、水分や養分を吸収する白い鱗片をまとっているタイプ
緑葉種 ➡ トリコームをまとっておらず、銀葉種に比べると、強い陽射しや乾燥に弱いタイプ
【チランジア ウスネオイデス】はエアブロメリアの中の銀葉種なので、トリコームをまとっているため、比較的日光にも強く、柔らかな光、充分な水と風通しのある環境が好きで、春から秋は屋外管理の出来るタイプです。
寿命以外の枯らしてしまう要素のいくつかをあげてみます(^▽^)/
*温度差・・・最低気温は5℃以上ですが、いきなり寒い所や暑い所に置くとその温度差で枯れこむ危険があります。
*蒸れからカビが発生して、一気に枯れこむ。
*カイガラムシ・・・見つけたら早く駆除する。
*全体が白っぽい・・・乾燥が進んでいる可能性があるので、ミストの回数を増やす、湿度の高い浴室に置くなどの対応をとる。または、日光不足も考えられるため、カーテン越しの明るい場所に移動する。
*全体が茶色・・・枯れているため、ドライとしての利用。(他の植物のマルチングやドライブーケやリースの花材として)
*水をあげているのに調子が悪い・・・乾きが甘い状態でミストやシャワーを繰り返すと、蒸れの原因に。1~2時間で乾く環境を作るのがおススメです!
*株をまとめてある辺りから茶色くなる・・・ワイヤーや紐などで縛るとその部分にストレスがかかるため、そこから枯れてきてしまうので、広げて何かにかけて管理する。(現地は樹木にかかってるそうです)
オレンジ色のアンダーラインは我が家でも見られた現象です(^_^;)
室内にいてくれるだけで、植物感がかなり増し、グリーンに囲まれての室内観葉空間を演出してくれるので、かなり好きなフォルムの植物【チランジア ウスネオイデス】
花が咲き、子株が増え、さらに成長して。。。わっさ~と茂った【ウスネオイデス】目指して、お世話を楽しみたいと思います(o^―^o)ニコ
~ウスネオイデスの小さな小さな花 香ります~
この春から、夜に雨が降る度に外で雨にあてていた【ウスネオイデス】
先日、ふと良い香りが。。。
そう、花が咲きました(((o(*゚▽゚*)o)))
こんなに小さくて、目立たない花が数輪咲いただけで、香ります(o^―^o)ニコ
枯れこむ部分は少なからず出てくるので、なかなか難しいですが、蕾も見られるので、これからわっさーと茂ることを期待できそう。。。?
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