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~不稔性の胞子をもつビカクシダ セルソ~

- 購入日:2025/05/04 らんの家
- 学名:Platycerium willinckii Celso(MC)
- ウラボシ科 ビカクシダ属 (植物分類表 247.15_12)
- 原産地:ジャワ島
- 特徴:不稔性 ウィリンキーの人工交配種 着生シダ
- 置き場所:風通しの良い明るい場所 直射日光NG 半日陰
- 耐寒性:15℃以上
- 肥料:植え替え時に緩効性肥料 生育期に2週間に1回の液肥(規定のさらに5倍くらい薄めて)
- 水やり:乾いたらタップリ 葉水は毎日でもいいくらい大好き 夏の水切れに注意
- 病害虫:ハダニ カイガラムシ ナメクジ
- 植え替え:初夏-晩夏 通気性の良い土を好む
- 殖やし方:発芽確率は限りなく低いが胞子培養
《全体的な感想》
まずこの品種は、アメリカのビカクシダ栽培家Carlos Tatsutaさんが創り出したウィリンキーの人工交配種だそうです。
特徴は、胞子葉の葉先の分子数が非常に多く、細かく分かれる(多くなると40前後)、普通のウィリンキーより胞子葉が肉厚で白っぽい、不稔性を持つという点です。
不稔性とは、胞子が発芽・受精しない、あるいはしにくいといわれる種のことです。
なので我が家にお迎えしたこの子はメリクロン(MC)です。
不稔性でも可能性は0ではないかもしれないので、胞子を採取して培養に挑戦するのもありかもです(o^―^o)ニコ

我が家に来て、1カ月ほどたち環境にも慣れてきたところで、そろそろ板付けにしようかと。
ヘゴ板付け、コルク付け、と経験してきたので、何か違うパターンでと、模索した結果、100均のワイヤーのモノを以前に購入していたのを思い出し、それに付けてみることにしました。


形状的に真っすぐ置けないので、鉢カバーのうえで水苔を張り付け糸で固定しました。
一応最後に、元肥として、HB101の粒剤を根さばき棒で穴をあけて入れ込みました。



ある程度大きくなってきたら、背景がわりに大きめのコルクにこの金具ごと付けようかと思います。
金具がしっかりしているので、それをビス止めして、あと水苔を足して形を整えたらいいかなと考えています。
白っぽい星状毛豊かな胞子葉がワサワサになる将来を夢見て、今からワクワクです(o^―^o)ニコ
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