~鋏 ハサミ はさみ 漢字が似合う 道具~
唐突だが、私の毎日には「はさみ」の存在が欠かせない。
植物のお世話をする、郵便物や袋の封を切る、料理の時にはキッチンハサミ、我が家のワンコたちのお手入れに人間のお手入れ。。。などなど
生活の中で、こんなに役に立ってくれる道具。。。心から感謝している。
そんななか、とうとう念願の「鋏」が届いた。
1年近く待った「鋏」が届いた。
兵庫県の鍛冶屋さんに伺って注文した「鋏」だ。
手入れをし、研ぎ、経年変化を楽しめる「鋏」。
いや、一応、ホームセンターで購入した「ハサミ」も手入れし、研いでいる。
手入れをすればきれいになるし、研げばそれなりに切れ味も復活する。
でも残念ながらそれは一向に「ハサミ」のままで、風格や味や仕事が出来るぜ!的な雰囲気は全くみられず、なんだかみすぼらしくなる一方だ。
だが今回のものは違う。
使う前から、存在感が半端ない(笑)
もうなんだか「職人さん」のようで、一緒にお仕事させていただきます的な、こちらが少し下手に出てしまう。。。そんな「鋏」だ。
植物にも確実に優しい切れ味。
切れ味はもちろんのこと、音も非常に小気味いい。
確実に気分が上がる。
正直なところ、かなり細いものを切った時の切れ味については、新品のホームセンターものの「ハサミ」と変わらなく感じる。
ただし、新品の!だ
新品は次に使えば、もう新品ではない。
切れ味も、もうわずかではあるが落ちている。
しかし、この「職人さん」のような「鋏」は、かなり切れ味が持続するらしい。
らしい、というのは、実際にまだそこまで私自身が使っていないので、そこの会社で聞いた話なだけだ。
でもこの見てくれ。。。切れ味が簡単に落ちるわけがない雰囲気が半端ない。
あまりの存在感に、なんだか「よろしくお願いします」と一声かけて使っている(笑)
いつか、そんな下手に出ず、対等にこの「鋏」と一緒に仕事ができる日が来ることを願うばかりだ。
余談。。。
はさみの手入れに使用しているモノたち。
この「ヤニピカ」で汚れを落とす。
これが驚くほどきれいになる。
それから「シャープナー」で軽く研ぐ。
研ぎ方はネットなどを参照にしたほうが、絶対に良い。
研いだら途端に一発アウトな面があるからだ。
うっかり研いだらいけない面を研いだ「ハサミ」は。。。いきなりボケボケな切れ味になった経験がある。
仕上げに、オイルを垂らす、それだけだ。
そんな風に長く使ってきたホームセンターの園芸用「ハサミ」。
5年間、ありがとう、お疲れさまでした。
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