腎臓が弱ったシニアワンコのためのさつまいもクッキーのレシピとリンについて

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~腎臓が弱ったシニアワンコのためのさつまいもクッキーのレシピ~

ワンコと一緒に暮らしていると、たくさんの幸せな時間を重ねていけます。

でも残念ながら人間もワンコも老化は避けて通れない体験となります。

ワンコの老化の1つが腎機能の低下なので、「リン」の摂取に気を付ける時期がどうしてもやってきます。

人間もワンコも若くて元気なら、「リン」も栄養の1つとして摂取しても大丈夫ですが、老化が進むとどうしても低下した腎機能は「リン」からダメージを受けてしまうため、摂取を制限する必要が出てきます。

と同時にそれくらいの年頃になってくると、減っていく体重に歯止めをかけ、少しでも若いころの体重を維持することもとても大切になってきます。

そのために今回、ご飯以外におやつでなんとか体重減少に歯止めをかけたいと願って「リン」をできる限り減らしたおやつを作りました。

《材料》

  • さつまいも 400g
  • 薄力粉 200g → 全粒粉より「リン」が少ない
  • オリーブオイル 50cc

➊ さつまいもに含まれる「リン」を少しでも減らすために、まず皮をむいて切ったさつまいもをしっかりと水にさらします

❷ そして多めの水で茹でて火を通すようにします。さつまいもは火の通し方でも「リン」の含有量が違ってきます。

❸ 茹であがったさつまいもをマッシャーでつぶしながらオリーブオイルを入れます。

❹ そこに薄力粉をいれ、混ぜ合わせます。

しゃもじを使うととても混ぜやすいです!

❺ 粉っぽさがなくなったら、ビニール袋に入れます。

❻ ひとまとめにして、冷蔵庫で1時間休ませます。

❼ それを半分にして、片方をビニール袋に戻します。

❽ ビニール袋の上から綿棒で厚さ3ミリくらいに伸ばします。

パン用の綿棒を使うと表面に軽く模様が付き、かわいくなります。

❾ 型抜きします。

少し手間ですが、型抜きクッキーにすると量がハッキリわかるので、シビアに食の管理をするのには役立ちます。

焼く前です。

➓ 180℃に予熱したオーブンで30分焼きます。

⓫ 全く膨らまないので、きっちり並べて焼いても大丈夫です。

焼き上がり!
ジップロックに入れて出来上がり!冷蔵庫で保管します。

食べてみたら、干し芋に近いやさしい味でした。

我が家のプリンセス達にも大好評で、以前のレシピのさつまいもクッキーよりもっと好き!な感じがします(^^♪

以前のレシピは若いワンコには、健康モリモリ栄養満点レシピですが、ダメージが出てきている腎臓には「リン」が気になるので、卵黄とすりごまを材料からなくしました。

我が家のシニアワンコも16歳近くなり、食欲も少しムラが出て、体重も2.7kgから2.0kg以下にまで減ってしまいましたが、このクッキーをこまめにあげたりして、なんとか少し体重が戻ってきました。

そのため、我が家ではジャーキーと共に欠かせないおやつの1つになっています。

先日の血液検査でも現在の食生活による「リン」もちゃんと少ないレベルを維持できているとドクターから言われ、少し安心しました。

幸せな「犬生」を少しでも長く楽しんでもらえるように、できる限りのお手伝いができれば、うれしいなと思っています(o^―^o)ニコ

~腎臓にダメージを与えるリンについて~

「リン」には有機リンと無機リンがあり吸収率が違います。

自然素材に含まれる有機リンの吸収率は植物性で20~40%、動物性は40~60%と言われています。

一方食品の添加物として含まれる無機リンの吸収率は植物性・動物性共に90%以上だそうです。

なので、食事もですが、おやつも手作りものを食べてもらいたいと思っています。

今回のクッキーもさつまいもと薄力粉があるので少なからず低量の有機「リン」が含まれてしまいますが、植物性なので吸収率が低いこと、体重を増やしたいことを考え合わせると、選択肢の一つだと考えました(o^―^o)ニコ

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この記事を書いた人

植物とワンコとの生活を楽しんでいます。。。
植物もインテリアも道具類も、選ぶ基準は《めっちゃいい》《大好き》。
ちょっと偏ってるかもしれない。。。ブログです!

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